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■beauty *NEWS

(サロンカラー)と(ホームカラー)の違いについて  

 

 簡単に ご説明すると・・・

 

 カラー剤は 1剤(アルカリ剤)と2剤(酸化剤)から成り立っています。

 

 1剤のアルカリ剤は毛髪を膨潤させてキューティクルを開かせ

   色(染料)を浸透させて 

 髪のメラニン色素を分解・脱色します

 

 2剤の酸化剤は 酸化染料を重合発色させてくれます

 

 

 

 

   サロンで使われるアルカリ剤はアンモニアで作られており 独特のにおいがありますが

 髪に残留しにくいという特徴があります

 

 ホームカラーで使われるアルカリ剤は モノエタノールアミンで作られているため

 アンモニアに比べて 髪に残留しやすいです

 

 この違いは とても重要です*

 

 なぜ 髪にアルカリ剤が残ると よくないのか?

 

 髪は皮膚と同じ弱酸性。アルカリが残っていると

 髪の毛がアルカリ性に傾き 髪の内部の 大事な間充物質が流出し 

 開いたままのキューティクルがはがれ 退色・パサつき・枝毛・キレ毛が 起こります*

 

 一度 ボロボロになってしまった髪は 2度と再生する事はありません

 

 もちろん髪に弾力がなくなり ゴムが伸びきったような状態に

 なってしまうので修復不可能になってしまいます(-_-メ

 

 ホームカラーは 絶対に危険ですので おすすめしません((>д<))

 

 


 抜け毛について  
最近 抜け毛が気になる・・・という方に☆


冬毛と夏毛がある動物と同じように 人の髪も季節で生え替わります。
髪の毛は 約10万本~12万本といわれています。

髪の毛は新しい髪が生え変わる「発毛」と 寿命がきて抜ける「脱毛」が繰り返されています。
寿命がきて抜ける毛を「自然脱毛」といい、病的な脱毛ではありません。

髪の毛の寿命は 女性で4~6年・男性で3~4年です。
また 統計的に「自然脱毛」は季節にも関係しており 秋(9月~10月)にかけて多くなることがあります。

冬毛と夏毛がある動物と同じように 人の髪も季節で生え替わります。
「自然脱毛」の目安は 大体1日50~100本ほど抜け落ちるといわれています。
朝 起きた時に枕に大量に抜け毛が落ちていたり 髪をかきあげただけで パラパラと落ちない限り
心配はいりません。
ただ 甲状腺の異常や極度の貧血によって抜け毛が増える事がありますから あきらかに
おかしいと感じたら病院に行く事をおすすめします。

まず 抜け毛予防対策として大切な事は「正しいシャンプーを行う」ことです。
「地肌のマッサージ」を行い 血行を良くすることによって髪の毛の成長の手助けをします。
血行が悪く 毛穴の汚れが詰まってしまうと抜け毛の原因になり コシのない細い髪になってしまいます。

洗浄力が強い硫酸系シャンプーは余分な油分まで取ってしまいますので注意が必要です。

抜け毛の主な原因は・・「ホルモンの関係」・「血行不良」・「代謝機能の衰え」

特に女性の抜け毛と関係が深いのが「女性ホルモン」との関係です。
女性の髪は その女性ホルモンの影響で30代後半をピークに直毛だった髪がうねってきたり 髪の1本1本が
細くなってコシがなくなったり 部分的に密度が下がるようになります。
これは一般的な加齢性の変化。

一般に女性ホルモンが増加するとヘアサイクルの成長が長くなり 逆に少なくなると短くなります。
妊娠中は女性ホルモンが多いため抜け毛は少ないですが 出産後は女性ホルモンが減るため 抜け毛が増えます。

睡眠や食事、お酒やタバコなどの生活習慣を見直して きちんと自己管理することで 抜け毛の進行を
遅らせる事ができます。
60代 70代になって抜け毛に加速がついてから焦っても元には戻れません。
年齢よりも若くきれいでいるためにも 髪は大きな要素。毎日をていねいに暮らすことで 美しさを積み重ねていけます。



美しい髪になるための究極のヘアケア法   


顔のしわ対策には、頭皮のケアが最も大切です。
どんなに高価な基礎化粧品を使ったとしても それは一時的な効果だけであって
本当のケアではないからです。
頭皮・ヘアケア・スキンケアの3つのケアが大切だということを忘れないでください。

「顔と頭は別のもの」と考えがちですが 頭皮と顔の皮膚はつながっているのです。
間違ったヘアケアは 頭皮を傷つけ 顔と同じようにトラブルが起こります。
これを放っておけば 重力によって 額から顔全体へと広がっていってしまいます。
スキンケアと同様に頭皮のケアは本当に重要なことですね。


 シャンプー剤について  


あなたは きっと読んだ後
自分が使っているシャンプーの成分表示を見て

驚くかもしれません。
シャンプーは 髪の毛と頭皮を洗浄するのが 主な目的です。


一番大切なのは シャンプー剤の「洗浄成分」に
何が使われているかを知らなくてはいけません。


洗浄成分を見る事で その商品のレベルが わかります。

シャンプー剤は基本的に水と洗浄成分でほとんどができています。
シャンプー剤で最も重要な洗浄成分は大きく分けて5つに分類されます。

 

 

★成分表示というのは その製品に多く配合されている順に書かれます。
 シャンプーを選ぶ目安としては 硫酸系洗浄成分が入っているシャンプーは
 選ばない事を おすすめします。

 

 

 

①「硫酸系洗浄剤」 

    

                        *ラウリル硫酸Na
                        *ラウレス硫酸Na
                        *ラウレス-5硫酸Na
                        *ラウリル硫酸TEA
                        *ラウレス硫酸TEA

高級アルコール系を原料とした洗浄剤。
石油からつくられているため 洗浄力が強く
髪や頭皮の必要な皮脂までも洗い落としてしまい
フケかゆみの原因にもなります。
原価が安く市販のシャンプーでよく使われている洗浄剤です。
*私たちプロは 絶対使わない洗浄剤でもあります。  

これらは市販のシャンプーの大半に使用されているようです。
 

 *[○○硫酸」と表示されているシャンプーは使わない方が無難と言えるでしょう。
パーマやカラーの色落ちも早いです。

注意しましょう。 

②「ベタイン系洗浄剤」 

   

                        *ココアンホ酢酸Na
                   *イミダゾリニウムベタイン                     

適度の洗浄力がありますが低刺激の洗浄成分で  

主に天然成分でつくられているため 

*ベビー用品に よく使われます。     

  ③「アミノ酸系洗浄剤」


              *ココイルグリシンK
              *ココイルグルタミン酸
          *ヤシ油脂肪酸(コカミド○○)
             *ラウリン酸
             *ミリスチン酸  

 

髪と同じアミノ酸からできているため 
    髪にもよくトリートメント効果があります。

 

  ⇒ 代表的な成分

④「タンパク質系洗浄剤」

 

             *ココイルグルタミン酸TEA
       *ココイルアラニンTEA
       *ラウラミノプロピオン酸Na  

シルク・コラーゲンなどのタンパク質からできた

                                                                            洗浄剤。
髪の補修効果があります。

 低刺激、洗浄力はマイルドです。


値段は少し高価です。  

⑤「グルコシド系洗浄剤」

       

                  *デシルグルコシド  

          *ラウリルグルコシド  

          *デシルポリグルコシド     

グルコースという糖から作られた洗浄成分。

グルコースとは熟した果実に多く含まれていて
洗浄力も穏やかで 

低刺激、水分保持力もある成分。